コーヒー焙煎過程

コーヒーの焙煎方法に関してお伝えしたいと思います。

焙煎をしないとコーヒーを美味しく飲むことが出来ません。

焙煎を行うことは美味しくコーヒーを飲むためには必須の工程となります。

準備

コーヒー豆の選別を行います。

夾雑物、虫喰い、黒、発酵豆を手で選別します。

この準備の時に手を抜いてしまうと、その後の焙煎に悪影響を及ぼしてしまいます。

焙煎

焙煎を行う機械を使い焙煎を行います。

当社は最初180度になれば生豆を投入し焙煎を開始します。

コーヒー豆は次第に色が変わります。

各産地ごと、目的の焙煎度まで焙煎を行うことで、コーヒーの風味を出すことが出来ます。

この焙煎の作業がコーヒーをどれだけ美味しく飲めるか?という非常に重要な工程の一つとなります。

冷却

目的の焙煎度になるど冷却していきます。

決めた焙煎度で焙煎を終えても予熱で焙煎は進行します。

なるべく早く冷やすことで焙煎の進行を止めます。

焙煎後コーヒーはどんどん劣化していきます。

焙煎後コーヒーからは経時的にガスを放出します。

このガスの放出が落ち着く焙煎後4日目からがコーヒーの飲み頃になります。

ドリップコーヒーの場合コーヒーに含まれる油分が酸化するひと月ぐらいまでをコーヒーが美味しい期間として当社では定義しています。

粉にするとガスは一気に放出されそのまま袋に詰めたら袋が破裂する可能性がありますのでガスを抜く作業を行うところもあります。

コーヒーは製品化袋詰めした日が製造日となります。

保管

常温で豆の状態で焙煎後30日が美味しい期間としています。

包装資材で劣化速度を遅くすることはできます。

コーヒーは酸素、紫外線、湿気、温度変化、他の匂いを嫌います。

酸化の進行は止めにくいので他の匂いの吸着を防ぐために密閉容器に入れて冷暗所に保管してください。

また豆と比較して粉は表面積が7倍になり劣化速度が7倍となります。

当社の美味しい期間では粉は4日くらいとなります。

できればできるだけ少しづつお求め頂くことをお勧めします。

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